仕事をしながらニューヨークのマンハッタンで シングルマザーとして中学生の息子と2人暮らし。

ここに至るまで山ほどの紆余曲折がありましたが、結果的に大好きなこの街に長く暮らすと言う夢を叶えることができて、とても幸せです。

偏差値が低かった高校時代、行きたい大学が見つかったが周りからは無理だと言われ、ひとりだけ「大丈夫」と言ってくれた先生の言葉を信じて、また自分自身もなぜか「大丈夫」とその大学に行くイメージができていて、受かってしまう。

大学卒業後、某企業に総合職として入社。

当時はまだ女性のキャリア職は少なく、男性中心の社会の中、一言では語れないほどの苦難の連続の日々。

そんな時に、人生初めての海外出張で訪れたニューヨーク。
この街に来た途端運命を感じた。
この街に絶対住みたい
ここで働きたい
そう心に誓ったのです。

その日から10年。
結婚・妊娠・出産・離婚・発達障害とわかった息子の困難な育児。
もはや誰も私が海外赴任できるとは思わない。
私自身も「もう無理なのかなニューヨークなんて」と心によぎることもありました。
だけど、それでも諦められなかった。

しかし、ついに思いが叶い、ニューヨーク赴任が決定。 ただ、シングルで息子を伴い赴任する事は難しく、両親のもとに預け、1人でニューヨークに旅立ちました。

息子とは年に2-3回、数日会うだけの生活。 心の中にはいつも息子と息子の世話で大変な両親のことがありました。

離れたとき6歳だった息子は10歳になり、発達障害もあり、日本でうまく集団生活に馴染めず不登校気味になっていきました。

この子はきっと、アメリカの方が合っているかもしれない。 発達障害への対応が日本より10年は進んでいると言われるアメリカは、確かに様々な学校のサポートや日本にはない薬などもありました。

こうして4年半ぶりに息子とともに暮らし始めますが、その直後コロナが始まり、ニューヨークは見事に直撃を受け、悲惨な状態に陥りました。 息子の再スタートには最悪の状況でしたが、何とか踏ん張り続け、ニューヨークで小学校を卒業。今はいろいろなサポートを受けながら中学校に通っています。

そして、私は6年の赴任期間を経て、念願だった現地採用へ切り替えとなりました。会社として過去前例のないことでしたが、自分自身の強い思いと様々な関係者の方のサポート、そしていろいろな偶然も重なって実現したのでした。

現在は、シングルマザーでフルタイムの部長職をしながら、 潜在意識を書き換えて 最短最速でなりたい未来を手に入れるための講座をスタートし 多くの女性たちと共に、ありのままの自分で 思い通りの人生を生きることを実践しています。